えんたかブログ
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私立中学・公立高校受験E&A

「教え子の訪問」

塾に在籍時には、毎年のように卒塾生が遊びに来てくれました。

その仕事を辞めてからは、もちろんそんなこともなくなりました。

久しぶりに、元職場の元部下から連絡があり、大学4年になった卒塾生が、大学卒業前にどうしても私に会いたいと言ってくれているという知らせを受けました。

迷ったのですが、名古屋から岐阜まで来るからと押し切られ、駅で待ち合わせて、ランチをすることにしました。

南山女子部から名大法学部へ進学した〇〇さんと同じく南山女子部から愛知医科大学医学部に進学した□□さんです。

当時、南山中女子部の志願者数が最高を記録し、200名の定員で志願者が900名を超えました。

私の担当校舎から7名の合格者を出したうちの2人です。その校舎での6年間担当した生徒の中でも最も印象深い子達でした。

大学に合格した時にも報告に来てくれていました。

〇〇さんは、東大・京大の法学部を目指しながらも、センター試験が思うように得点できずに、名大に志望校チェンジをした自分の弱さを嘆いていました。

□□さんは、国公立の医学部を目指していて、それが叶わず、私大医学部の入学時の納入金額が驚くほどであり、親に多大な負担をかけることに申し訳ない気持ちで押しつぶされそうな様子でした。

それから4年が経過し、

〇〇さんは、法学部を卒業して、関東の有名大学の法学院に進学し、弁護士目指して上京するそうです。

□□さんは、まだまだ猛勉強を強いられる毎日が続きます。

二人とも、ストイックに勉強に向き合いながらもそれぞれの大学生活を満喫していました。

共通していたのは、本当に南山中女子部に進学してよかったという事と親への感謝の気持ちがいっぱいであるという事でした。

卒業してからも、なお一層、母校への愛着と両親への感謝の気持ちが増すのは、私立中高一貫校のその指導の質の高さと絆の強さを感じました。

話を聴いている私の方が、元気な気持ちが湧き出てくるようでした。 ありがとう。

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