木々の葉が色づき始め、食べ物も美味しく、大人にとってはいいことが多く感じられる秋
も、私立中学を目指して頑張っている子供達にとっては試練の時なのです。
まず、夏バテ。
夏バテは秋にやってきます。
夏期講習の疲れが体に溜まり、どっと噴き出してくるのがこの時期です。
そして、学校行事が追い打ちをかけます。
平日は運動会、学習発表会、文化祭等の練習、準備に忙しくなります。
土日は、塾のテストや学校説明会やオープンスクール参加という予定が入り、ゆっくり休む時間やプライベートの時間が極端に少なくなります。
ストレスで精神的にパンク寸前まで追い込まれるのも精神的に幼い小学生には無理もありません。
そこで公立中学校に進学する友達が羨ましく感じます。
学校行事などで一緒に過ごす時間が多くなると親密度が増しているところに、
「〇〇ちゃんと一緒に中学校に行きたいね。どうして私立中学校なんかに行くの?」
と言われれば、心に迷いが生じるのも当然のことと言ってもいいでしょう。
さあ、こうなると私立中学合格が危うくなってきます。
「もう塾なんかやめて、公立中学に友達と一緒に行くから」
お子さんはいつ言い出してもおかしくありません。
どうしますか? 通っている塾の担当者は手を打ってくれているでしょうか。