えんたかブログ
Advice&Healing Salon
王様の耳はロバの耳

「Mom-and-pop candy store」駄菓子屋  

幼い頃、近所の駄菓子屋によく通っていた。

駄菓子屋といえば、おじいさん、おばあさんが細々とやっているイメージがある。

その店は違っていた。

昔ながらの長屋をリフォームしたこぎれいなお店だった。

それだけでなく、若く綺麗なお姉さんが、店番をしていた。

7、8歳だった私はときめいていた。

毎日通った。

同じようなライバルはいっぱいいたと思う。

ある日、近所の暴力団事務所で発砲事件があり、組長だった同級生の父親が撃たれてなくなり、御葬式に参列した。

その時、心に引っかかっていたのは駄菓子屋のお姉さんのことだった。

お店は事件があったところに隣接してたからだ。

案の定、事件以降店があくことはなかった。 何年かたったあと、そのお姉さんが組長のお妾さんだったことを知った。

こちらの記事もおすすめ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です