雨上がりの朝、広場でたたずむ僕がいる。
時折、夢にみる光景である。
その広場には、昔、パリ?ダカールラリーを何回も走破した名車パ◯◯ロ200台が整然とならんでいる。
壮観である。
大学1年の時、人材派遣会社を経営する友人に頼まれたバイトである。
工場のラインで産業ロボットがつけ間違えたネジの交換。
車の下に潜って、一台につき、四カ所を手作業で付け替えるのである。
このバイト後、全身ずぶ濡れ、腕は鉛の様に重く、疲労困憊、さらに背中はすりきれて、ずるむけたのは、言うまでもない。
37年後。
先日、この工場の閉鎖のニュースを複雑な気持ちで聞いた。
某、財閥系M社はいろいろな問題がありましたよね。
池井戸潤の空飛ぶタイヤもM社ベースのお話ですよね
日産の傘下に入って、よくなっていくでしょうか。
日産も大変な状態ですから。