受験シーズンに入り、受験生以外の学年もこの時期を利用して塾のポテンシャルを測りましょう。
受験生の対応だけに追われていて、それ以外の学年の管理が手薄になっているようでは、塾としての指導力を疑ったほうが良いかと考えます。
塾替えを考えるべきです。
トップレベルの合格を目指すのであれば、小4年生からは、徹底した成績管理をしましょう。
特に、算数・国語の主要科目の苦手単元・分野をしっかりと把握しておくのです。
例えば、小4の単元の中で、算数で数列が出てきます。
これは、すでに公立中学の3年生レベルを超えるような内容です。
小4から苦手単元のチェックと克服を意識していけば、6年時からの受験対策までに苦手単元を極力なくす対策が立てやすいのです。
ゆくゆくは、それがお子さんのレベルアップに直結します。
どの進学塾でも5年生終了時で入試範囲を7割以上終え、6年生の1学期終了時には全ての範囲を終えます。
この学習進度の速さを考慮すると苦手単元の克服を先送りするわけにはいきません。
早期発見、早期克服です。
塾側は、後ほど繰り返し学習しますからとか、生徒を長い目で見てやってほしいと先延ばしを提案しがちです。
絶対に承服できません。
ましてや、トップレベルを狙うのであれば、言うまでもありません。
まずは、毎週、毎月の塾でのテスト結果を分析し、記録します。
すぐに補習が必要であれば、塾に補習のお願いをします。
その後のテスト結果でその単元が克服できているかどうかを確認します。
志望校合格への受験勉強もビジネスの基本と全く同じで、PDCAをどれだけしっかり回せるか。
お子さんが通っている塾がこの感覚をしっかり持っているかどうか。
この時期に、早急に検証すべきです。