えんたかブログ
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私立中学・公立高校受験E&A

「個人指導塾・一斉指導塾」

今年も残すところあと2カ月となりました。

年を越すと、入試本番と並行して、各進学塾の新入塾生獲得のための争奪戦が始まります。

来年度の入塾を検討している方は、そろそろ我が子に合った塾スタイルを選択しなければなりません。

30年以上も前なら、塾に通わず独学で私立中学に合格できたそうです。

現に、私の同級生で「自由自在シリーズ」「応用自在シリーズ」をひたすら解くことで、ノン塾で合格を勝ち取った者がいます。

現在の入試レベルや内容のバリエーションの幅を考えると信じられないことです。

算数の入試問題を例に取っても、おそらく、トップの高校を目指す、優秀な中3生でも合格点を取るのが困難な程、特殊なものです。

そうなのです。特殊なのです。

公立の教育・指導では、一切出てこないような特殊な問題が出題されます。

特殊算なんて呼ばれています。

また、高校数学の数列等も出題されます。

等差数列、等比数列。

びっくりします。

他教科も算数同様に、中3と同等かそれ以上のレベルです。

そんな特殊な勉強を4教科効率よくこなしていくには、やはり一斉指導塾のカリキュラムを利用するのがいいのではないでしょうか。

では、個人指導塾一斉指導塾のどちらをメインにするのがいいのでしょうか。

個人的には、一応、一斉指導塾をメインにすることをお勧めします。

個人指導塾もわからなかったところをしっかりと分かるまで教えて欲しいという目的で、補助的なものとしては、その効果は一斉指導塾を上回る部分もあります。

実際、塾の為の塾、つまり、進学塾の補習や質問受付の為の補習塾が存在します。

進学塾と補習型個人指導塾、進学塾と家庭教師といったように、併用するご家庭も少なくありません。

なぜ一斉指導塾ありきをお勧めするのか?

それは、受験仲間との競争、バランスの良い教材、テストによる習熟度の確認、志望校の過去問対策、費用のコストパフォーマンス等が個人指導塾を上回っています。

ただ、気を付けなければならないのは、一斉指導塾のみにすべてを任せる場合です。

進度が速いのです。

カリキュラムがどんどん進んで、わからないからと言って、待っていてくれません。

そして、わからないところを授業外の時間で聞く場合、その対応方法が塾によって大きく異なります。

ある塾は、授業後の質問は授業担当教師が対応しますが、授業終了30分後には質問対応を終えて、生徒を帰宅させるようです。

またある塾は、教師は授業を終えると中学生の指導に入り、質問はすべて自習室のバイトの大学生に任せます。

バイト学生は、年に1〜2回の打ち合わせがあるだけで教科的な研修は実質ないので、かなり当たり外れの多いものですから、事前にレベルや評判を知っておくべきです。

復習の手伝いや宿題の解説、質問受付するオプション講座も有ったりしますが、上位校を狙う生徒にはペースが遅くて、窮屈なものでしょうから必要ありません。

さらに通常の塾カリキュラムとは別に受ける日曜テスト等は、前向きにやれる子で、これによってモチベーションが高まるのであれば大いに意味があります。

ただ、毎週毎週、遠方の会場に行き、復習も十分でないテストを受けても、疲労が蓄積するだけで、学習効果が見込まれないケースも散見されるので、我が子の状態を慎重に見極める必要があります。

これは、どんな塾に相談しても、すべて受講するべきと言われてしまいます。

もちろん、売り上げノルマの為です。

そんな時、お子さんの現在の実力、第一志望校のレベル、学習環境等を鑑みて、第3者的の立場で的確にアドバイスできる者が必要とされます。

今、問題を解決するために、何が必要で、何が不必要なのか。

「受験成功者の父母に意見が聴きたい」

「同じ悩みを共有できる人と意見交換がしたい」

「第一志望校としている学校の卒業生に話が聴きたい」

このような方々が気軽に安心して集えるネットサロンを立ち上げたいと思っています。

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